シンガポールElementumプロジェクトの屋外照明デザイン

エレメンタムは、シンガポールの活気あるバイオメディカル産業の中心地であるブエナビスタ地区内のワン・ノース・テクノロジー・シティに位置しています。この12階建ての建物は、敷地の不規則な形状に沿って外周に沿ってU字型にカーブしており、エレメンタムキャンパスに独特の存在感と視覚的なアイデンティティを与えています。

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建物1階には、周囲の公園とシームレスに溶け合う大きなアトリウムが設けられ、900平方メートルの緑化屋根は公共活動スペースとして活用されます。メインのラボ層は省エネガラスで覆われ、様々なテナントに対応します。73平方メートルから2000平方メートルまで、柔軟な設計が可能です。

シンガポールの新鉄道路線に面したエレメンタムは、多孔質の1階と階段状の庭園を通して、この緑道とシームレスに一体化します。円形劇場、遊び場、芝生など、建物の充実した公共スペースは、ブオナ・ビスタ地区に彩りを添え、活気あるコミュニティセンターとなるでしょう。

照明デザインコンセプトは、ポディウムの上方照明を通して建物が浮かび上がっているかのような視覚効果を生み出すことを目指しました。階段状のスカイテラスの精緻な設計もまた、上方照明を生み出しています。お客様はポディウムの高い天井に設置された照明器具のメンテナンスを懸念されていました。そこで、照明器具の高さを低くし、楕円形のビームを持つスポットライトを統合することで、ポディウムの開放部分を照らしました。サンルーフの端に設置された残りのスポットライトは、後部のメンテナンスチャネルからメンテナンスできます。

建物は鉄道を改造した緑道、つまり鉄道回廊に面しており、街灯が自転車道や歩行者道を優しく照らし、鉄道回廊とシームレスに一体化しています。

このプロジェクトは、シンガポール グリーン マーク プラチナ レベルの持続可能性基準を満たしています。

Lightingchina.comより引用


投稿日時: 2025年2月19日